韓国語について

2003年にNHKで放送された韓国ドラマ「冬のソナタ」が話題になり、韓流ブームとも呼ばれる現象が起こりました。それ以後は、韓国ドラマや映画が大人気になり、次第に韓国の文化や歴史に興味を持つ人が増えてきました。

韓国語について(つづき)

そして、韓国語に関心を持つ人が多くなり、NHK教育の「ハングル講座」を見て韓国語を勉強している人、韓国ドラマを見て勉強する人が近年、急増してきました。

韓国語は、韓国の言語です。韓国語のことを朝鮮語と呼ぶこともあります。

韓国では、朝鮮半島のことを韓半島、朝鮮民族のことを韓民族と呼ぶのが一般的で、韓国の人に対して朝鮮語と呼ぶことに対して、抵抗があるので、韓国語と朝鮮語、その言語は同じであっても韓国語と呼ぶのが一般的であるとされています。

韓国人が話す言語と、お隣の国北朝鮮の人が話す言語は、地域の違いや国民性に違いなどにより、言葉の表記が微妙に異なる場合があります。

韓国語の文字は、ハングルと呼ばれる文字であらわされます。一般的にハングル文字、またはハングルと言います。よく、「ハングル語」と表現する人がいますが、ハングルとは文字のことを総称した言い方で、日本語で言えば、ひらがなのようなものです。

日本語のことをひらがな語、カタカナ語とは言いません。したがって、ハングル語という言い方は、不適切です。日本語と韓国語、一見なんの共通点もなさそうですが、韓国語を少しずつ知るうちに、実は共通点がとても多いことがわかります。

ハングルの歴史を知る

韓国語は、ハングル文字が使われています。ハングル文字の歴史は、15世紀の朝鮮王朝時代に、当時の世宗 (セジョン) 大王によってつくられたものです。現在の韓国の1万ウォンの紙幣には、世宗大王が描かれています。

ハングルは、「訓民正音」という書物に初めてその文字が記されました。ハングルの「ハン」は「偉大な」という意味があります。「グル」とは「文字」のことです。つまり、ハングルとは、偉大な文字という意味をあらわしています。

ハングル文字ができる以前は、韓国では中国の文化の影響を強く受けていたことから、日本と同じように、漢字がおもに使われていました。

しかし、当時は、身分の差が激しく、漢字を習得しているのは身分の高い高級官吏や、生活水準が高く、学校に通っていた人だけでした。一般庶民で漢字を知る人は少なく、とくに女性は文字を書けない人がたくさんいました。

国民のそのような状況をみかねて、1443年に、第4代の世宗大王が、優秀な学者たちに、「すべての民が使える文字を考案するように」と提案したところ、1446年にハングル文字が誕生して、公布されました。

ハングル文字の完成により、言葉の表記がわかりやすくなりました。当時は、訓民正音と呼ばれていました。当時は、女性や子供を中心に広められましたが、次第に国民に浸透してきました。

ハングルという言葉が使われるようになったのは、それから約400年以上も後のことです。1960年代は、一時的に、学校で漢字教育が制限されていた時期があり、漢字をまったく教えることができませんでした。

新聞や書籍など、一般的にはハングル文字が使われており、現在の韓国人は、漢字を知らない世代が増えています。

韓国語の学習のポイント

韓国語の学習は、他の国の言語に比べてわかりやすく、単語の数が比較的少ないので、今まで韓国語を学んだことがない人でも、独学で勉強をしている人がたくさんいます。日本のお隣の国・韓国。実は、韓国語ほど日本語に近い言語は他に類を見ることがなく、たくさんの共通点があります。

韓国語に限らず、すべてにおいて同じことが言えると思いますが、勉強をするのに、なにかきちんとした目的を持っている人と、そうでなく、ただなんとなくという人は、前者の方があきらかに学習意欲がわいているので、効率よく学習できて、どんどん伸びていきます。

韓国語に興味があるけど、ハングル文字がなんだか難しそうと、先入観を持つ人は多いと思いますが、実はハングル文字はとても簡単です。

韓国語を聞いて、聞いた言葉を話してみる、そして声に出して読み、聞いた言葉や読んだ言葉を書いてみることです。要約すると、聞く・話す・読む・書くという順序になります。この4つが韓国語の学習の基本ポイントになります。そして、この4つがかたよらないように、バランスよく学習することが大切です。

韓国語を学習するのに、韓国ドラマや映画を見るのは、とてもオススメです。まず、好きな俳優が話している言葉を知りたい、話せるようになりたい、そして話している言葉の意味がわかるようになりたい、書けるようになりたいという意欲がわいてくると、韓国語の学習は、単に学ぶだけでなく、楽しみながら学習できるので、効率が上がります。

初心者向けの韓国語のテキストをまずは、1冊そろえておくといいでしょう。とくにCDが付いたテキストはオススメです。まずは基本のハングル文字の発音を聞いて、文字の読み方を覚えるといいでしょう。

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